はやてのにっき

ハヤテノコウジの日常。

6月17日(水)夏至が近い頃の散歩

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日没が遅くて日が長いこの時期が好きだ。いろいろと考えながら、時間をかけて歩いて帰ることが多い。右に行けばよかったのに左に行ったら遠回りになる場合がある。でもそれで新しいお店に出合ったり、なかなか良いスケッチのネタを見つけたりする。東京という街、文学、芸術、自分の記憶。いろいろと興味関心は尽きないが、その日その日に思いついたことを実行するようにしているし、その時が楽しいか、を基準に物事を決めている。歩くことは瞑想のようなもので、自分の足音のベースラインにいろいろな音が紛れて曲になっていく。ときどき歩く速度を落として、思いつきをインプットするのが面白い。もうすぐ日の長さが下りに入る。ちょっと寂しい気持ちもある。

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