はやてのにっき

ハヤテノコウジの日常。

6月13日(土)没頭がすべての鍵

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休日だけど少し早めに起きて、しかしまたソファーで寝てしまって通常営業。洗濯をして、雨が降る土日は窓を開けて、雨の音を聞きながら読書か思考をする。部屋の中から雨音と雨がもたらす風の音を聞くのが好きだ。しばらくそのままで。30分くらいそのままで。それからノイズキャンセリングのヘッドフォンを付けて、脳を活性化するという音楽をYouTubeで聞きながら原稿を書く。次の本の原稿を書く行為は、自分が試行錯誤してやってきた創作方法の総まとめになるので、文献を見る、自分の記録を見る、作品を見ると行ったりきたりしている。編集作業をしながら、自分を深掘りしている。簡単には進まない。今まで集めてきた知恵が、本の原稿という様式に磁石のように吸い上げられているようで、とても面白い。リアルタイムがすべての現代社会では、今に没頭していることが強さになる。人間は言葉を持ったため、過去と未来があるという意識の中に生きているが、それ以外の地球生物は今しか考えていない。なかなか今に集中するのは難しいが、キーボードをちゃかちゃかと打つ音を聞いていると、いつの間にか脳内が空っぽになる感覚がある。これは集中しているのだろうか。途中はシリアルを食べてアイスソイラテ、それを2周して夕食だった。wowowで「ファブル」を見てしまった。岡田さんの飄々としたすごさと、木村文乃さんの可愛さ、癖の強い登場人物たちが動き回っていた。面白かった。また原稿に戻ったのだが、先の長さに少しだけ絶望した。今日は明け方まで入力するつもり。

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