はやてのにっき

ハヤテノコウジの日常。

10月10日(土)自分の記憶の標本

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執筆中の本では、自分の過去作品を撮影するというので、全作品を見直して、誌面に載せるためのページがどこにあるか調べなければならない。今回のキャビネット清掃は、過去作品を取り出すという目的の一貫でやった。2010年から手帳やノートに描いたスケッチジャーナルがある。思えばたくさんの絵を描いてきたものだ。じっくり読み返したい気持ちを抑えて、すべての冊子に年代と番号をつけ、主に何が描いてあるのかを書き出した。朝から晩までかかってしまった。誰も真似ができない、どこにもないセンスの作風だなと再認識できたのがよかった。3年スパンでファイルボックスを分けて、そこに振り分けた。夕食を簡単に済ませたあと、ホホホ座の「にいぜろにいぜろにっき(8月号)」を一気に読む。京都は左京区でお店を切り盛りする山下さんの、日常がとてもよくわかる日記。今回も面白かった。そのあとはハプニングに見舞われる。家族に呼び出されて空港まで迎えに行ったが、ちょっとしたすれ違いで(向こうの到着時刻が早まったせいで)、自分だけ空港の到着ロビーに残されるという事態に陥る。せっかくきたのに、もう時間が遅くて何もやっていない。すぐに帰るしかない状況はとてもシュールだった。

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