集合研修やワークショップはすっかりオンラインセミナーか（ウェブのセミナーだからウェビナーとも言う）、あるいはスタジオ撮影によるオンデマンド放送になってきた。リアルタイム配信は4月からいくつもやったので慣れてきた。しかしスタジオ撮影の場合は、まだどこを見て良いかわからず、目が慌てふためいてしまう。実際にはプロンプターと呼ばれる文字が映っているスライドを見れば、その裏にカメラがあるのだが、なかなか視点を固定できていない。まあ慣れが必要だろう。撮影の後は人形町界隈を彷徨いながら、昼食を取る場所を探す。人形町の思い出としては、仕事終わりにかつて仕事仲間に「会社、やめるよ」なんて宣言した老舗の喫茶店を思い出す。まだ健在で良かった、と思いながら店の前を通り過ぎた。路地裏に落ち着いた蕎麦屋を見つけた。孤独のグルメの気分で、とろろに蕎麦をつけてすする。そのあとも移動があり、暑い中でヒーヒーハーハー言っていた。ちょっとだけ仕事の隙間ができたので、気が楽になる木曜日。