はやてのにっき

ハヤテノコウジの日常。

10月16日(金)習合と記録

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新たに降ってきた仕事に対して、適切な文献やネットの情報を探し当てれば、その解決のヒントを見つけることができる。次から次へとハイパーリンクしていくのかインターネットの良いところ。さらにそれを自分の知識とひらめきで習合していくと、オリジナルの何かが生まれていく。基本的には創意工夫でなんとかなっていく。ということでノートや手帳、スケッチブック、スクラップブック、メモ帳、スマートフォンのアプリなどを駆使して、思ったことや気づいたことなども含めて書いている。頭に浮かぶことを書き出す作業を、ジャーナリングと呼ぶらしい。ノートにいろいろ書いていくのは、小学生のころからずっとやっている。今はクリティカル・シンキングが必要な仕事と、クリエイティブ・シンキングが必要な仕事をハイブリッドでやっているので、問題解決の提案にイラストやスケッチの技術が活きる。逆にスケッチ教室にビジネスのワークショップ手法を使ったり、占いの分析にコンサルティングや創作のプロセスを加えたりする。「日本習合論」の中で出てきた、「センチネル(歩哨:ほしょう)」という、2つの世界の境界線に立っている人の存在。それはまさに自分かもしれない。どんどんジャーナリングしていくことで、習合されて異物が混ざり合っていく。基本から応用へ昇華する。この瞬間がたまらなく好きだ。それはどの筆記具でもできるわけではなく、自分と道具の組み合わせの妙で実現する。これはおそらく人によってスタイルが異なるだろう。人間は文字や絵を描写することで、どんどんひらめきを可視化してきた。物質でないものを物質にしてきた。文具は道具であり、霊的な情報をダウンロードする手段である。

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